coral collabo
さんごにやさしい
八重山ローカル認証
コラコラとは
コラコラは、2019年の5月に、農・飲食・宿のメンバーが集まって、ローカル認証を作るために勉強会を開いたのが始まりです。環境に優しい取り組みを行う事業者の製品が消費者に選ばれるという流れを作りたいという強い想いがありました。定期的に勉強会を開き、ローカル認証の概要を学び、環境に優しい事業を行うためのガイドラインを自分達で出し合いました。また、協働の方法についてもいろいろアイデアを出し合いました。八重山諸島における様々な事業において、さんご礁に優しい事業を営むためのガイドライン作りが導入されることを目指しているので、今後も定期的な勉強会は続きます。
名前の由来
八重山諸島といえば世界有数のさんご礁。しかし近年八重山海域ではさんご礁が急激に死滅していっています。死滅の原因は近年の海水温の上昇やオニヒトデの大発生もありますが、実は陸域からの影響つまり赤土流亡や、生活排水の海への流入も大きいと言われています。海洋生物の約4分の1がさんご礁生態系によって生み出されると言われていて、特に八重山地方以南の海域は「コーラル・トライアングル」と呼ばれる程さんご礁生態系が発達して地球上で最も生物多様性が豊かな海域なのです。またさんご礁は水がきれいな所でしか生息できないため自然環境が正常かどうかを判断するためのバロメーターにもなります。これらを踏まえ、さんごに優しい事業を増やすために八重山地域のローカル認証を作る事が、さんご礁の死滅を止めるのに有効ではないかと考えました。更に、さんご礁を通して自然環境全般に意識を向けてもらうことが大切だと考えています。また、勉強会では他業種の人達が集まって話す事で横の壁を取り払い、協働してアイデアを生み出しこの環境問題に取り組んでいくという事も重要なことなので、さんご礁(coral)と協働(collabolation)を組み合わせて頭文字をとり、コラコラという名前になりました。
ローカル認証とは
ローカル認証とは、その地域で作る認証制度の事を言います。
認証制度といえば国が制度化している有機JAS認証が有名ですが今、日本各地でローカル認証を作る動きが広まりつつあり
徳島県・上勝町の「ゼロウェイスト認証」や
北海道・羽幌町の「羽幌シーバードフレンドリー認証」
などがあります。
いずれも、環境負荷の軽減を目的に作られました。
地域ごとに環境に影響を及ぼしている原因は違います。地域に住む人々が自分達で考えて環境負荷を軽減するためのガイドラインを考え実践していくことが、地域の自然環境を守る大きな力になります。
ガイドライン
ガイドラインは3分野(例①使わない②環境を考える③生き物を考える)9項目で構成されています。1分野ごとに3項目あり、1分野につき1項目達成できている事業者には事務局から認証書が授与されます。
コラコラ認証が他の認証と異なる部分は、第三機関に認証を担保してもらうという形をとっていない事です。自分達で決めたガイドラインを達成できているかどうかは自己申告に任せています。小さい島なので、コラコラ認証を持っているメンバー同士、常に繋がりを持ち続けていられるような仕組みを作っていきたいと思っています。
コラコラ認証 取り組み紹介
コラコラが応援している活動
コラコラは、様々な活動のお手伝いをしています。
ご寄付のお願い
コラコラ(coral collabo)の活動に関心を持っていただきありがとうございます。
2019年からスタートしたコラコラは、農・飲食・宿の事業主と
活動に共感してくれる方々で集まり
「美しい島を子供達に残してあげたい」という想いで日々
試行錯誤を重ね活動しています。
いただいたご寄付は、コラコラの運営費に充てさせていただきます。
皆さまからのご支援により今後も継続的に実践的に活動していく事ができます。
今後とも何卒よろしくお願い致します。
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